ラグナの度数の微妙なズレについて

Jyotish-ONEと他のインド式ソフトを比べると、
ラグナの度数が微妙にずれているケースがほとんどではないかと思います。

最初、この問題にかなり悩まされました。
「プログラミングのアルゴリズムが間違っているのではないか」と。

しかし、色々検証する中で、原因がわかりました。
ズレは「緯度経度の正確性から生じて」いました。

Jyotish-ONEはwebアプリなので、google mapの仕組みを利用して、非常に精密な緯度経度を取得しています。
一方で、一般的なジョーティシュソフトは、ややざっくりとした緯度経度のデータベースを使用しています。
(世界中の都市を網羅するデータベースは巨大で、精度を上げれば上げるほど無駄にデータが重くなりますから当然です。)

ですから、google mapで提供される非常に緻密な緯度経度を基にすると、
他のソフトと比べて、
数秒から10数秒程度の出生チャートでのラグナ角の誤差が生じます。

試しに全く同じ緯度経度を手動で入力していただきますと、
誤差1秒程度で、だいたい同じ角度が算出されるのではないかと思います。
(パラーシャラズライト、シュリジョーティスターなどで確認)

当初、この問題で数日悩まされたのですが、
緯度経度の微妙な違いがラグナの角度に反映されることを深く体感した出来事でした。

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